今日は『不動産取得』と『年金』いう側面において、正規と非正規の雇用形態のリアルな差を伝えておこうと思う。
相手が正規社員か非正規社員かってことね。
サラリーマンか個人事業主かとも換言できる。
なんでかというと、久し振りに同窓会とかいくと、色々な話を聞くでしょ?
僕は色々な話を聞くのが好きだからなおさらだね。
そんな中で昔は美人だったのに疲れた顔をしてる女性にも結構でく わす。
パターンとしては3つ。
1.誰もが羨む結婚をしたものの結果、泥沼離婚
2.自分の仕事あり、 何不自由ないが周囲からの見えない圧力と溢れ出る結婚願望と老後 1人の恐怖に押し潰されそうな独身女性
3.結婚して子供もおり、一見幸せそうだけど、 ご主人が冴えない個人事業主で資金面で四苦八苦してる既婚女性(※すごい個人事業主の方も沢山います、全体の1%程だけど)
これらの状況は男性も同じだけどね。
あ、男性の場合は自分の将来に絶望し始めてというのもあるか。
で、今日は『3.』について話したいと思うんだ。
何故かというと彼女達の大半が『 個人事業主と結婚することがこんなに大変だとは思わなかった、、 、、。』と口にしてたから。
僕が『え? 個人事業主のメリットとデメリット知ってたんじゃないの?』
と聞くと、そこまで真剣に知らなかったとの返信。
なので、これはいかんと僕が思ったわけ。
何事もそうだけど、自分が取るリスクとリターンをしっかり理解した上で自分の人生賭けないとね。
・正規雇用者(サラリーマン)
・非正規雇用者(個人事業主)
まず、給与体系が違う。
サラリーマンの方々は極端な話、 ただ月日を過ごすだけで毎月決まった日にお金が銀行口座に振り込 まれる。休んだ日や怪我した日などにも有休扱いされる。 転職期間にも支払われる。
そして、保険体系が違う。
正規雇用者は社会保険に入ってるのが普通。
そうなると厚生年金に加入してるわけなんだけど、 その半分は会社が支払ってくれてる。一方、 個人事業主は自分で国民年金というものに入らなくてはならない。 結果、老後の年金は10-15万円前後ととても少ない。これからは厚生年金受給額も確実に下がるけどね。
その会社が突然潰れたりしない限り、 給与はずっと一定水準以上支払われる。 その際たるのが国家公務員だよね。 銀行からの不動産融資額(与信枠)を見ても、医師免許取得者で5億円、 その辺の国家公務員で3億円もいう事実からもその安定度はよく分 かると思う。
ちなみに会社経営者(個人事業主)の与信枠は、 その人の会社が黒字経営を続けていても低い(非上場)。かなりの優良企業でもやはり低い。与信枠が8,000万円1億円降りるなんてめったにない、そもそも住宅ローンなどか受けられないケースも多々ある。 毎月のローン額は余裕で支払えるのにそもそも融資が降りないとい う話はよくある。
サラリーマンで年収800万円〜1,000万円前後の年収なら、 勤続5-10年程度のサラリーマンでも7,000-8, 000万円の住宅ローンを使った融資が受けられるけど、 これが同じ年収の個人事業主なら(※ 課税所得証明書の額であって売上げではない)、融資額3, 000-5,000万円が限度。住宅ローンの金利も50- 100%以上高くなることがほとんど。
なので秘匿性を重視する芸能人でもないのに高級賃貸マンションに 住んでる経営者が多いというのは実はこのあたりが背景だったりす る。彼らが欲しいマンション(1-3億円) の融資額が降りないから買えないってやつ。 一定水準の見栄を張りながら、貯蓄もしなくてはいけない。 中々大変なんです。
全体で見た場合に個人事業主の平均年収は300万円前後ととても 低い。
そして老後それだけでは田舎での生活しか無理であろう金額しかも らえない国民年金。
統計として見れば、 個人事業主を結婚相手に選ぶことは圧倒的に魅力が薄いということがわかる。
ちゃんと『個人年金』に厚く入っているなら別だけどね。
賢い個人事業主はちゃんとそこまで補完してるし。
ちゃんと『個人年金』に厚く入っているなら別だけどね。
賢い個人事業主はちゃんとそこまで補完してるし。
ただ個人事業主の魅力はなんといっても可能性が無限大ということ 。
今の夜の銀座などでも圧倒的に末永くお金を使っている顧客はオー ナー経営者がほとんど。サラリーマンの大半は経費飲みだしね。
芸能人やアスリートや美容師や会社経営者など、 個人事業主として、活躍している人は全体では極々一部だけど、 夜の銀座にはかなりいる。
そういう人達は自分に何もない頃に付き合って結婚してくれた奥さ んをすごく大切にしてる(ちょいちょい浮気はしてるけど)。
50代以上までしっかりと個人事業主として年収800万円以上キ ープ出来る人は全体の1%もいない。だって正規雇用者( サラリーマン)ですら、年収1,200万円以上は全体の2-3% だからね。なので個人事業主の場合はもっと低くなる。
おそらく、0.2%くらいかな。
ただ、個人事業主は税金対策ができるから、 色々な費用が経費で落とせるから、同じ年収では語れない。 最終的に手元に残る金額としては実質的には3- 4割多い正規雇用者(サラリーマン)と同じなんだよね。
裏を返すとサラリーマンはかなり多く税金を支払っているので、 その分住宅ローンの優遇措置があるのは当たり前なんだ。
なので、個人事業主の人と結婚する際は、 正規雇用者と個人事業主のメリットとデメリットをよく理解した上 で、それでも自分のオトコを見る目に自信があったり、 好きだという感情が勝ればいいんじゃないかな?
やっぱり相性こそ大切というしね。
加えて、みんなに見る眼があれば、全体の0.1~0.5%以下の割合だけど(30代で年収1200万円以上も1%以下だし?)、成功してる個人事業主はやっぱりオトコとして魅力的な確率が圧倒的に高く、なんといっても可能性が無限大ということ!
20~30年前ならともかく、現在版ならそういう見方になるね。
じゃ、また!
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